motti diary

気の向くままに思った事を書いてます。

ゴッホがもし今の時代に生まれていたら。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853~1891)
皆さんご存知のひまわり、自画像の絵が有名で
厚塗りの絵画が特徴的な作家で後期印象派を象徴
する絵描きである。
日本をこよなく愛し美術史に歴史を残した人物だ。
ゴッホがなくなってから100年以上経つが彼がこの複雑な今の現代社会に産まれていたらどのような
人生を歩んでいたか考察してみました。


ニート又は派遣の仕事をしている。


ゴッホは画家を志す前までは色々な職を転々と
していた。牧師、教師、画商などコネなどもあった
と思うがどれも長くは続かなかった。原因は彼が
画家になりたいという大きな理想があったからだが
単純に堪え性がなかったのと人から仕事の指摘されるのが嫌だったのかもしれません。
ゴッホの自画像の顔を観てもわかるようにかなり
我が強くとても神経質な人であると思います。
画商で弟のテオの金銭的な支援がなければゴッホ
画家ではないと思います。よって現代ではゴッホ
インテリ系ニートか1つの職が長続がしないので
派遣社員になっている可能性があります。


ゴッホは今の時代で絵を仕事にできるのか?


ゴッホの作品は自分の身の回りにある静物や風景に
美意識を感じ制作していると思います。同じ時代に
ロートレックという画家もいましたが彼は劇場やカフェの看板など商業的な絵を依頼されて描いています。ゴッホは生涯で売れた作品は1点です。この事から考えると自分が描きたい絵を沢山描き俗っぽい
商業的な絵を依頼されても描かない可能性があります。イラストレーターや漫画家は彼の性格では無理でしょう。絵は描いていると思いますがそれが
仕事には繋がりにくいと思います。死なずに生きていれば大器晩成の画家になっているかもしれませんね。


ゴッホはネットやSNSを使うのか?


彼はミレーやドラクロワなどの画家から影響を
受けて画家を志して都会の印象派たちの作品に新たな絵画の可能性に気づいて真似て自分自身の画風にしていきました。ゴッホは新しくて良いものは必ず取り入れると思います。そして,彼は沢山手紙を書き送りました。画家で友人のベルナールや弟テオに手紙を何通も送っている。勘違いしてる方がいますがゴッホはコミュ障ではありません。積極的に自分の絵のモデルをしてもらうために色々な人と出会ったり作家同士の交流もしていました。ツイッターフェイスブック、ブログやインスタグラムを活用している可能性はあると思います。


ゴッホの画家以外の別の方向性はあったのか。


今の美術界は無法地帯です。絵画だけではなくあらゆる物がアートになり表現方法がありすぎて選択するのが迷うほどです。ゴッホの作品を見ていると詩的で映画のロードム-ビ-を断片的に観ているよう感じがします。映像作品や映画など動いている物に自分の魂を注いでいたかもしれません。単純にゴッホが動画作品を自分が見てみたいだけなのですが。
ゴッホが生きた時代はビデオカメラが普及していません。今の時代に新たな表現方法を見つけだしいろんな事に挑戦していたかもしれませんね。


ゴッホの精神状態と自殺について。


ゴッホの晩年は精神が病んでいき生活も困窮、不安定になっていきます。しかし、彼は絵を描く事をやめませんでした。彼にとって絵を描くということは
生活の一部であり精神を安定させるものでもあったからです。彼が今の時代に生まれていたら、もしかして精神を病んでしまい死を選ぶ危険性はあるでしょう。ナイーブで情熱的な性格は自分の思い通りにならない場合、そこには絶望が待ち受けています。



長くなりましたが私なりにゴッホがもし今の時代に
生きていたらと想像してみました。
彼は亡くなってから作品が世界中で知れ渡り今も多くの人を魅了しています。
死んでから有名になってしまったことは何だか
とても切なく、悲しい気持ちになったりもします。
しかし、彼の短い人生はとても濃厚で情熱的な人生だったのかもしれません。