小松菜奈の演技に引き込まれていく、映画・恋は雨上がりのようにを見た感想。

人気コミック原作の映画「恋は雨上がりのように」
を見てきました。主演は橘アキラを演じる小松菜奈と店長近藤を大泉 洋のダブル主演です。

ストーリーは高校生のアキラが陸上部のエースで練習中に足の靭帯を断裂してしまい病院通いをしてい
た雨宿りの為たまたま近くあるファミレスに立ち寄った。そこにいた店長に一目惚れをしてファミレスでアルバイトをする所から物語はスタートする。
まず現実ではありえない話だが主演の2人の演技力
があるため違和感なく入り込めた。

・小松菜奈の自然体で透明感のある演技がいい。

小松菜奈はメディアにあまり露出いていないモデルの時にたまたま雑誌で見かけて凄く綺麗で引き込まれた。日本人離れした顔立ち存在感にオーラがあった。モデルですので顔が綺麗なのは当たり前なのだか他のモデルとはやっぱり違いますね。
演技が上手いしクセがなく自然と物語に入り込むことができました。小松菜奈さんは正直、民放のドラマや大河ドラマとかテレビにあまり露出してほしくないですね。親しみやすい感じよりも舞台や映画のスクリーンで少し距離があるほうが個人的にいいと思います。(上から何いってんだが。)

・大泉洋の困った表情は絵になるし笑えます。

私だけでしょうか、大泉洋が真剣に演じているだけで少し笑えてしまいます。彼がいるだけで面白い事が起きるのではないかと思ってしまいます。
そして、今回も期待を裏切りません。面白いシーンが所々にあるので映画館で見てみてください。
大泉演じる店長近藤は45歳で小説家の夢を捨てきれないが大学の同級生で小説家の夢を叶えた友人にも先を越され少し焦りも感じていた。
橘アキラと出会い陸上選手として走ることの夢が閉ざされたと感じている彼女のことを自分の心境と重ね合わせて素直に応援するようになる。
この店長役は漫画ファンでは堤真一のほうがよいのではないかという方がいるが堤真一は顔がカッコいいし駄目な店長にあまり見えないし高校生とおじさんの恋愛は少し生々しい感じがしますので
私は個人的に大泉洋でキャスティングは正解だと思いました。

小松菜奈がストレートに告白するシーンを見るだけでも価値がある映画だと思います。最近の恋愛映画のキラキラした感じとは少し違います。
ラストシーンでは前向きに陸上を続けることにしたアキラはファミレスのバイトを行かなくなってから、偶然車で通りかかった店長と合うとまだ店長のことが好きなのだか恋心を抑えてお互いのために友達関係でいる事を決めた小松菜奈の演技は上手かった。ハッピーエンドだか少し切なさが残る終わり方が良かったですね。
とても良い映画です私ももう一度映画を見たいと思いました。
皆さんも1度見に行ってはいかがだろうか。